この間お知らせできずにおりましたが、7月11日にミーダーンも連名するかたちでサンリオに送付した「 イスラエルにおける「ハローキティの店」開店に関する質問状」について、7月20日付けで回答がありましたので、遅ればせながらお知らせします。
基本的に「世界中を「仲良し」でいっぱいにする」といった同社の企業理念に基づいた、「垣根のない商品販売、海外での販売」ということで出店を正当化しつつ、イスラエルでの活動については「これら店舗はサンリオの直営でもフランチャイズでもなく、資本関係もない卸売先の運営」として、ノーコメントを貫いている点で、大阪の「パレスチナの平和を考える会」が受け取った回答とほぼ同じ内容のものとなっています。
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2011年7月20日
ミーダーン(パレスチナ・対話のための広場)様
チェチェン・ニュース様
アジア太平洋資料センター様
核とミサイル防衛にNO!キャンペーン様
貴書簡に対する回答
貴会の質問に対する回答
株式会社サンリオ 総務部
2011年7月11日付で、皆様から書簡を頂きました。
まず、最初に申し上げたいことは、サンリオは約50年間にわたって、「お互いに助け合い、励ましあって仲良く生きていくことが世界中の人々を幸せに導く道である」という企業理念を変わることなく続けてきた会社です。「スモールギフト・ビッグスマイル」のスローガンのもと「思いやり」と「友情」の思いを込めたキャラクター商品やテーマパーク、イベント、そしてアニメ等のキャラクターコンテンツを通して世界中を「仲良し」でいっぱいにすることを全社一丸となり目指しております。
サンリオのキャラクター商品は、今や世界中に流通しております。イスラエルにおいても以前から、サンリオのキャラクター商品は流通しておりますし、地場企業とのライセンスによる商品もあります。2001年頃にはイスラエルの会社が小売り店舗を立ち上げましたもありました(経営が悪化したため、現在はございません)。イスラエルでは、日本の著名企業の各種ブランド商品・製品が販売されているようですが、サンリオの場合は上述したように“世界中を「仲良し」でいっぱいにしたい”という一貫した企業理念に基づくものであり、そのための垣根のない商品販売、海外での販売である、ということを信じて頂きたいと思います。
皆さんが、“インターネット・サイトなどにより、イスラエルで「ハローキティの店」がオープンするとの報道を目にした”とのことですが、そこで紹介されているテル・アヴィヴの店舗は上述の2001年頃にオープンした(その後閉店)小売店舗と同じで、サンリオの直営でもフランチャイズでもありません。サンリオのドイツ現地法人の卸売先(資本関係もございません)が運営する小売店舗で、30平方メートル(約9坪)の小さな店舗です。尚、この卸売先は10月に南部のイーラットに60平方メートル(約9坪)の店舗を出す予定と聞いています。報道では、今後、イスラエル国内18箇所(年内で8~10箇所)に開く予定と伝えられていますが、これはこの卸売先の今後の期待でしょう。テル・アヴィヴの店舗の営業成績がよければ新店舗の展開があるかもしれませんが、現時点でサンリオが報告を受け承知しているのは、テル・アヴィヴとイーラットの2店舗です。
そして、これら店舗はサンリオの直営でもフランチャイズでもなく、資本関係もない卸売先の運営ですので、皆さんの質問を網羅してご説明出来ないこと、またサンリオが回答する立場にない質問もありますことをご理解ください。
サンリオはイスラエルの消費者が、“仲良し”を標榜するサンリオのキャラクターが付されている商品を求めているので、その需要に応えるだけであります。
以上ご理解の程宜しくお願い申し上げます。